記事: 【3/8(日) 国際女性デー】デザイナー堀川に聞くキャリアやものづくりについて
【3/8(日) 国際女性デー】デザイナー堀川に聞くキャリアやものづくりについて
ファッション業界の第一線で活躍されている、TORRAZZO DONNAデザイナー・堀川愛子さんのキャリアやものづくりの哲学から、学びやヒントをいただきます

3月8日は国際女性デー。
長年ファッション業界の第一線で活躍されている、TORRAZZO DONNAデザイナー・堀川さん。
私も働く女性として、約26年業界で走り続ける堀川さんのキャリアやものづくりの哲学から、学びやヒントをいただきたいと思いました。
センスフルで明るく、常に前向きな姿勢で多くの人を惹きつけるその魅力の背景には、どのような想いや哲学があるのでしょうか。
以下、堀川さん(堀川)インタビュー山地(山)
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■ キャリアについて
1. 約26年前、この業界に入ろうと思ったきっかけを教えてください。
堀川――はじめは女性の大切な1日のお手伝いをする仕事をしたいなと思ってブライダルのヘアメイクさんに憧れてモード学園に入学しましたが、気がついたらファッション学科で卒業してました。
ただファッションを学ぶうちにデザイナーに憧れて、途中からファッション学科に編入しました。
山――ではファッションの業界に入るという道が見えてきたのは学生の頃だったんですね。
堀川――家が縫製工場をしていたことと、そこでアルバイトをしていたこともありミシンがとても得意だったので(笑)それを見た先生がファッション学科の方が向いているんじゃない?って言ってもらったのがきっかけに。
山—編入の経緯は先生からの一言がおおきかったんですね。
2. 26年間続けてこられた”一番の理由、大切にしてきたことは何でしょうか?
堀川――— 一番の理由はファッションが「好き」だったから。
ファッションを仕事にするのは好きじゃないとできないと思うことと、好きじゃないと生み出せないような気がします。
また、長く続けられているのは、仕事が好きなことももちろんですが、やっぱり一緒に働いている「環境や人」が大きいです。”誰と仕事をするか”ってとっても大事だと思うので。
今の会社じゃなかったら、もしかしたらアパレルを続けてなかったかもしれないと思うほど。
山—――WANOVAの温かいスタッフの人柄はやっぱり続けられる要因になりますよね
3. 今の若い世代の女性に伝えたいメッセージがあれば教えてください。
堀川―――—「長く頑張って続けること」
すぐに叶わないことでも、続けることでいろんな道が開けてくるので諦めずに続けることは大事かなと。
そして続けていくうちに、自分に向いている方向へ導かれていくと思うので。
人にはそれぞれ向いていること・不向きなことがあるから、自然と違う方向へ導かれていくと思っています。
私はあきらめないで続けてきたことで今の道があるのかなと思っています。
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■ ものづくりについて
年間約200型ものデザインを手がける堀川さん。
その発想の源泉やこだわりについて伺います。
4. デザインを考えるとき、最初に決めるのは“形”ですか?それとも“素材”ですか?
堀川―――—形とか素材から入ることもありますが、「スタイル」「スタイリング」から入ることが多いです。
昔はネットがなくて、雑誌とかパリ・ニューヨーク・ミラノとかのコレクションからしか得る手段しかなく、でも今はいろんな情報がネットとかSNSから得られるので、「こんなスタイル素敵かも」から構想を広げています。
スタイリング次第でいろいろな着こなしができるので。
発想としてはこのスタイリングにするには、このアイテムやこんなアイテムもいるなあと…
スタイリング次第でシンプルなシャツでも見せ方や印象が何通りにも変わってオシャレになるので、今は”スタイリング”からの構想を大切にしています。
企業のデザイナーなのでトレンドも入れないといけないので、もちろん意識はしていますが(笑)
山———TORRAZZOのお客さんからもレイヤードスタイルの提案の反響が良いのはバランス感やスタイリングをこだわられてる堀川さんの企画があるからなんだと感じました。
5. ものづくりの際に「働く女性」を意識することはありますか?
堀川―――—働く女性問わずかもしれませんが、最近は商談でお客様と話したりとかすることが多くなって顧客様のリアルな情報を知れる機会が増えて、もうちょっとVネックの開きが大きい方が着脱時にお化粧がつかないよねとか、階段上るときこの長さだと階段にスカートついちゃうよねとか。自転車乗る時に、足上がりやすくなるようにとか...
そういった機能面は意識はしてます。
山ー着にくい服ってやっぱりデイリーには使えないなって思うので、機能面が良いって嬉しいです。
6. 服をデザインする際、着る人のどんな瞬間を想像していますか?
堀川―――—” 着たときにパッて高揚してもらえ、ほのかな幸せを感じる”ところを想像してます。
お洋服をパッと着た瞬間・出会った瞬間から気分が高揚するのはファッションならではの魅力だから。
ファッションで女性の心をエンパワーできたら嬉しいですし、幸せです。
7. 26年前と現在で、ものづくりにおいて意識しているポイントの変化はありますか?
堀川―――—ファッション業界に入った頃は、自分が可愛いものや自分が欲しいもの、自分が着たいものを作りたいって視点がありましたが、今はお客さまや女性が”喜んでいただけるような服を作りたい”の意識に変わっています。
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■ 働く女性へ向けて
8. “気合いを入れたい日”に選びたくなる一着は?
堀川―――— 毎日気合いは入れています(笑)
気分上げたいときはカラフルな服を着ることが多い気がします。
9. 忙しい朝でも決まるおすすめアイテムは?
堀川―――—ワンピースとセットアップです。
山————そうですよね。ワンピースやセットアップを選ばれるのは、その日の気分で選ばれますか?
堀川———いつも休日に一週間+αのスタイリングを決めて、そのなかからその日の気分で選んでます。
決めてても朝なんだかしっくりこない日はまた選びなおして電車に乗り遅れる日も…
ファッションって不思議で、スタイリングで一日のテンションが別人のように変わります。(私は)
山———わかります。今シーズンの主役現れますよね。
10. TORRAZZODONNAのおすすめの通勤着はありますか?
堀川―――—” チュールフリルブラウス”と”ビジューカーディガン”かな。
チュールフリルはスタイリング次第でモードに着こなすこともできるし、ビジューカーデは前を閉めてきてると 1枚で完成してやっぱり不動の人気だと感じます。
山——わかります。着るとやっぱりどんなシーンでも着られるおすすめだなと思います。
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